Webライターがクラウドワークスで案件を受注する方法は?実体験を紹介!

Webライターを始めたいと考えていても、「どうやって案件を受注すればいいの?」と思っている人もいるかもしれません。

案件を受注しなければライターとして活動できないため、どのように案件を受注するかは重要な課題です。

初心者にとっては特にそういえるので、今回は初心者におすすめの方法として、クラウドワークスで案件を受注する方法を紹介します。

クラウドワークスは筆者も利用したことがあるので、体験を元に詳しく解説します。

Webライターになりたいと思っている人は、ぜひチェックしてみてください!

クラウドワークスはライター初心者向け

「ライター初心者でもクラウドワークスで稼げるの?」と思っている人もいるかもしれません。

結論からいうと、クラウドワークスを利用すれば初心者でも比較的簡単に案件を受注できます。

案件は多く、特定の案件は受注できなかったとしても複数応募すれば受注できる案件があるといった感じです。

クラウドワークスへの登録は無料なので、まずは登録してみるのがいいでしょう。

初心者でも月50,000円稼げる!

案件 獲得報酬(※1)
プログラミング記事 7,410円
ガジェット系記事 31,476円
旅行記事 13,750円
合計 52,636円

※手数料控除後の税込報酬額

筆者がライターを始めた翌月に受注した案件と報酬は上記のとおりです。

初月はライティングに充てられる時間が少なめであまり参考にならないため、ある程度稼働できた2ヶ月目の報酬額を掲載しています。

その月に受注した案件はプログラミング系、ガジェット系、旅行系の3つで、いずれも記事ごとに精算するタイプの継続案件でした。

ライティングに充てた時間は平日のみ1日3~5時間程度ですが、それなりに稼げることがわかるでしょう。

クラウドワークスで案件を受注したときの体験談

実際に案件を受注した時の様子についても紹介します。

クラウドワークスで案件を探そうと思ってからは、以下の流れで活動していました。

  1. クラウドワークスに登録する
  2. 検索機能を利用して案件を探す
  3. 書けそうな案件を見つけたら応募する
  4. メッセージ機能を利用してクライアントとやり取りする
  5. 契約する
  6. ライティングを行って記事を納品する
  7. 検収

今回はプログラミング記事を受注したときを例にして紹介します。

それぞれの段階を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

1: クラウドワークスに登録する

まずはクラウドワークスに登録しなければなりません。

クラウドワークスの公式サイトにアクセスすると、右上に「会員登録(無料)」を書かれたオレンジ色のボタンがあります。

まずはここをクリックし、表示される指示にしたがって会員登録しましょう。

基本的にメールアドレスを登録し、必要な情報を入力するだけなので5分程度で完了します。

2: 検索機能を利用して案件を探す

会員登録が完了したら、登録したアカウントでログインしてください。

ログインするとCrowdWorksと書かれたロゴの右に「仕事を探す」ボタンがあるので、それをクリックします。

次に、左ペインに「仕事カテゴリ」があるので、そこから「ライティング・記事作成」>「記事・Webコンテンツ作成」を選択しました。

その後は掲載されている案件をチェックして自分ができそうな案件を探します。

筆者は掲載されている案件を順番に見ていきましたが、書きたいジャンルが決まっている人は上部にあるフリーワード検索を利用して直接探してもいいでしょう。

3: 書けそうな案件をみつけたら応募する

掲載されている案件を探していると、「Javaに関する記事を執筆するライター募集」という案件を発見しました。

単価は1記事2,500文字以上で4,000円(手数料・税込)です。画像選定業務はない案件です。

筆者はJavaを使ったことがあるので、早速応募しようと思って詳細を見ると1つ問題が。

「文章力を確認するために応募時にはこれまでに執筆した文章を提示してください(ジャンル不問)」と記載されており、始めたばかりで実績がなかったので。どうすればいいのか迷いました。

そこで、Wordで旅行体験記事を2,000文字程度で記載して添付することを思いつき、早速執筆します。

無事に旅行体験記事が完成したので、それを利用して応募しました。

4: メッセージ機能を利用してクライアントとやり取りする

応募やクライアントとのやりとりは、基本的にクラウドワークス上に実装されているメッセージ機能を利用します。

まずは簡単な自己紹介と応募時必要事項として指定されているものを入力し、ポートフォリオとして前述した旅行体験記事を添付して応募しました。

非常にレスポンスが早いクライアントだったので、応募から12時間後くらいには返信があり、書類選考は合格。

まずはテストライティングとのことだったので、正式にテストライティングの契約を締結することになりました。

5: 契約する

契約もクラウドワークスに実装されている機能を利用して簡単に締結できます。

契約金額や納期などを入力し、テストライティングの契約を結びました。

テストライティングは2,000文字以上で1,500円と本契約より単価が下がりますが、極端に下がるわけではないのでこの条件で受注しました。

契約するとレギューレーションと記事タイトルをもらえたので、レギュレーションにしたがって構成を考えて記事を執筆します。

納期は3日後のとのことだったので、すぐに執筆を開始しました。

6: ライティングを行って記事を納品する

内容はJavaに関する基本的なことだったので、スムーズに執筆完了。

納期は3日後だったものの、翌日には完成したので納品しました。

クライアント側の検収作業に最大3日かかるとのことだったので、しばらく待つことに。

別の案件を探しつつ連絡があるのを待ちました。

7: 検収

最大3日と連絡を受けていたものの翌日には検収完了の連絡があり、結果は合格

当初の予定通り1記事2,500文字以上4,000円の条件で本契約を結ぶことになりました。

業務用チャット(Slack)に招待され、本格的に執筆業務をスタート。

レギュレーションがきちんと設定されていること、質問などに対するレスポンスが早いことなどを総合的に考えると、非常に取り組みやすいクライアントでした。

記事数も豊富なのでスムーズに仕事を進められています。

なお、2020年11月時点で本クライアントとの契約は継続中です。

初心者が案件を受注するにはどうすればいい?

具体的な体験談を読むと、実際にどうやって進めればいいのか分かるのではないでしょうか?

しかし、初心者がスムーズに案件を受注するためにはいくつか押さえておきたいポイントがあります。

そのポイントについて簡単にチェックしていきましょう。

ここで紹介するポイントを理解しておけば、より受注しやすくなるでしょう。

得意とする分野の案件を探す

自分が得意な分野のライティング案件を探すのは重要です。

あまり得意ではない分野の案件は、たとえ契約できたとしても執筆に時間がかかり、続けるのも苦痛になります。

得意分野なら執筆速度も速くでき、報酬を稼ぎやすくなるでしょう。

何よりも楽しく執筆できるので、ライターを続けていくモチベーションを維持できます。

クラウドワークスの案件は比較的豊富なので、得意分野の案件を探して応募しましょう!

提出用のポートフォリオを作る

募集内容の詳細を読むと、「これまでに執筆した記事を添付してください」「文章力を測るために2,000文字以上の文章を提示してください」などと書かれていることがほとんどです。

これに応募するためにはポートフォリオとして提示できる文章が必要なので、あらかじめ何かしらの文章を作成しておきましょう。

筆者は旅行体験記事を準備しましたが、ジャンルが指定されていなければ得意分野から1記事~2記事程度作成して提示できるように準備しておくのがおすすめです。

執筆実績を積み重ねれば提示できる記事も増えていくので、執筆実績が少ない初期に必要な対処法です。

応募用メッセージのテンプレートを作る

ベテランに比べると初心者は案件を受注しにくいため、多くの案件に応募する必要があります。

応募の都度メッセージを入力していると非常に手間がかかるので、あらかじめテンプレートを作っておきましょう。

多くの案件で、応募時記載事項として以下のものが求められます。

  • 自己紹介
  • ライター歴
  • 執筆に充てられる時間
  • ポートフォリオ

これらのものを盛り込んだテンプレートを準備し、クライアントに応じて多少変えるだけで使えるようにするのがおすすめです。

応募にかかる時間を減らせれば、案件探しや執筆に充てられる時間を増やせます。

筆者はテンプレートを作成することで、応募1件にかかる時間を20分から5分に短縮できました。

クラウドワークスで稼げない原因

クラウドワークスは初心者でも案件を受注できる手段ですが、うまく利用しないと全然稼げないのも事実です。

ここではクラウドワークスでライティング案件を受注しても稼げない人にありがちなポイントを紹介します。

これらのポイントをしっかり理解し、該当するものを避けるようにしましょう。

単価が安すぎる案件を受注する

クラウドワークスの案件は玉石混交なので、条件がいいものから極端に安すぎるものまでさまざまです。

初心者は相場観をつかみにくく、安すぎる案件を受注してしまいがちです。

安すぎる案件は書いても書いても満足できる報酬を得られないため、十分に注意しましょう。

筆者も初めて受注した自動車関連の案件が100記事で21,600円(1記事800文字以上)でした。

1記事あたり216円、1文字あたり0.27円と非常に安い案件で、まったく報酬につながらなかったので100記事納品後の継続契約を拒否して終了。

初心者はこのようなトラップに陥りがちなので、十分に注意してください。

こういう案件によくあるのが「初心者歓迎」の文字です。

多くの場合、初心者歓迎とは「労働力を安く買い叩きます」というメッセージを言い換えただけなので受注しないようにしましょう。

筆者も何件かこういう案件を受注しましたが、100%ろくでもない案件でした。

単発案件ばかり受注する

クラウドワークスで募集されている案件を大きく分けると、「継続案件」と「単発案件」の2種類です。

継続案件は長期継続を前提とした案件ですが、単発案件は1回限りの案件と覚えておきましょう。

基本的に、狙うべきなのは継続的に報酬を得られる継続案件です。

単発案件ばかり受注していると、案件探しや応募・契約にかかる時間がかさんで思うように稼げないでしょう。

時々単発案件を受注するのは問題ありませんが、基本は継続案件を狙ってください。

ただし、継続案件だからといって前述した単価が安すぎる案件は避けましょう!

手間がかかる案件を受注する

記事単価に問題がない案件でも、手間と報酬を比べると見合わないものがあります。

多数の画像選定が必要なものや画像加工を求めるのにその分の報酬が得られないもの、レギュレーションが厳しくないと思ったら後出しの修正が多いものなど多種多様です。

このような案件はトライアル(テストライティング)で見抜くのが重要ですが、トライアルで見抜けなかった場合は早いうちに見抜いて契約終了しましょう。

特に後出しの修正が多いクライアントや、指摘事項をもれなく修正してもさらに修正点を提示するクライアントは時間だけかかって適正な報酬に結びつかないので危険です。

簡単に登録できるのでまずは応募してみよう

クラウドワークスは初心者でも案件を受注しやすく、登録も無料なのでおすすめです。

今回の体験談を呼んで、これなら取り組めそうだと思った人も多いのではないでしょうか?

登録は数分ででき、案件探しも楽なのでまずは登録してみることをおすすめします。

クラウドワークスを利用して、ライターとしての一歩を踏み出しましょう!

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